風流 牛若丸

16番運行
物語部門

風流牛若丸

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

一、京の五条の橋の上大のおとこの弁慶は
    長い薙刀ふりあげて牛若めがけて切りかかる
二、牛若丸は飛び退いて持った扇を投げつけて
    来い来い来いと欄干の上へあがって手を叩く
三、前やうしろや右左ここと思えば又あちら
燕のような早業に鬼の弁慶あやまった
弁慶は一年ばかりの間に、九百九十九木本の太刀を奪い五条の天神に願いをかけた千本にあと一本とせまりましたが、牛若丸から太刀を奪うことが出来ず降参をして家来になりました。牛若九は成長して源九郎義経となり、兄頼朝と力をあわせて平家を滅ぼしましたが。その後頼朝のうらみを受け衣川(岩手県)の合戦で弁慶と共に討死をしました。
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