風流 龍女魚伝説

5番運行
物語部門

風流龍女魚伝説

大正町若連囃子:休場囃子若連

解説

新庄にお城ができるよりはるか昔、そこは龍神湖と呼ばれた大沼があった。その龍神湖に住む龍女魚(りゅうぎよ)の恋の悲しいお話です。
龍女魚が湖に来る若い漁夫に想いを寄せます。美しい乙女に姿を変えた龍女魚。若者との甘いひとときの暮らし。
しかし別れの時は近づき、乙女はすべてをうち明けます。若者は何とか行かせまいとするのですが、乙女は龍女魚の姿となり湖深く姿を消していき、二度と若者の前に現れることはありませんでした。
その後、若者は、社を湖のほとりに建てまつり、湖を見ては涙を流すのでした。そして、若者の流した涙で龍神湖は黄金色にそまりました。
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