九曜の紋

九つの円で形づくられた戸沢家の家紋

新庄藩主戸沢家の家紋。新庄まつりの神輿渡御行列でもこの家紋を見ることができます。
九曜の紋は平安時代より厄よけの重要な文様とされていましたが、戦国時代以降、多くの藩主の家紋とされ、仙台藩伊達家や肥後(熊本)細川家などでも家紋のひとつとされています。
九曜の紋の9つの星の意味は真ん中が「太陽」。
周りの8つの星は「月・火・水・木・金・土・羅喉(らご)・計都(けいと)」です。
ちなみに、羅喉・計都の二つは空想上の星だそうです。
西洋では「☆」で表す星ですが、東洋では「○」と丸印で表現するのがおもしろいですね。