風流 初代藩主政盛公と三尊仏

17番運行
物語部門

風流初代藩主政盛公と三尊仏

上茶屋町若連囃子:松本囃子若連

解説

この地に、慈覚大師の作と言われる三尊仏が伝えられている。この三尊仏は、阿弥陀・薬師・観音で、人々は尊敬の念を込めて、阿弥陀は真室川木下に(現在市内の接引寺)・薬師は、鮭川村向居に祀られ、観音は、光姫物語の縁起で語られる最上三十三観音打止めの庭月観音として人々の厚い信仰を受けた。新庄藩初代政盛公は、天分け目の合戦で徳川方に付き大名の地位を確固とする。最上家改易後、政盛は正室真室御前の兄である鳥居忠政と共に出羽へ国替えとなる。政盛公は、新庄に居城を築き、新たな国作りをする。そして三尊仏に庇護された領内は弥勒の世界と称されるほど繁栄する。新庄初代藩主戸沢政盛公の場面です。
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