風流 義経千本桜「蔵王堂・花矢倉の場」

4番運行
歌舞伎部門

風流義経千本桜「蔵王堂・花矢倉の場」

横町・下万場町若連囃子:小月野囃子若連

解説

兄の敵である平教経を討って、その恨みを晴らそうとする佐藤忠信に教経の命令に従う僧兵が次々に挑みかかる。忠信はこれを蹴散らし漸く姿を現した教経と斬り結び、恨みの一太刀を浴びせる。ここへ安徳帝を供奉した義経、静御前が姿を現す。義経の恩を感じた教経は安徳
帝を伴い、帝の母・建礼門院の居る京都・大原へ行った後、出家をして一門の菩提を弔うことを誓う。これを聞いた義経は弁慶らと共に陸奥・藤原秀衡のもとへ、また、静御前は忠信と大和の国の狐の里を目指し、各々、吉野を後にするのであった。
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