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風流 「菅原伝授手習鑑」吉田社頭車引の場
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風流 「菅原伝授手習鑑」吉田社頭車引の場
昭和
61
年
14番運行
歌舞伎部門
風流
「菅原伝授手習鑑」吉田社頭車引の場
北本町若連
囃子:
山屋囃子若連
時は平安朝延喜の御代、政界では学者、政治家として歴史でも有名な菅原道具公を、逆心のある藤原時平は目の上のコブと道真謀反のたくらみあいと帝にざん言して、道真は遠い筑紫の地に流される事になる……菅原家再興につくす梅王丸・桜丸と時平のためにはたらく松王丸は、もともと三つ子の兄弟だが、今は敵同志。吉田社頭にて時平の車が通りがかったので、これ幸い思う存分恨を晴らそうと梅王・桜丸は行列の前に立ちふさがり供をしていた、松王丸と車で烈しく争う時、車を踏み破って姿をあらわした時平大臣の威にうたれ、意趣をのこして後日を期してわかれる。
吉田社頭三兄弟車引の場である。
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