風流 三好清海入道奮戦の場(大阪夏の陣)

5番運行
物語部門

風流三好清海入道奮戦の場(大阪夏の陣)

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

三好清海入道は、安土桃山時代の武将真田幸村に率いられた十人のうちの、豪傑の一人である。(真田十勇士)
要塞の堅固を誇る出羽国亀山城(秋田県由利郡)の主将三好六郎の病死は、近接の城主矢島美作守の付け入る隙となる。不意に亀山城を襲うが、六郎の嫡子新左衛門清海は、十八貫目(約六十八キロ)の鉄の棒を縦横無尽に振り廻し、攻め来る敵を追い払う。
時に十六歳、五十人力の快腕は稀代の勇士として大阪地方まで及ぶ。
星霜を経て、大阪夏の陣で豊臣家に味方した智略の将真田幸村・大助の父子と共に、三好清海入道・猿飛佐助・霧隠才蔵・伊三入道(三好の弟)・穴山小助・由利鎌之助・筧十蔵・海野六郎・根津甚八・望月六郎の十勇士は、獅子奮迅の活躍で徳川勢を悩ました。
中でも三好清海入道の怪力無双には、恐れおののくばかり鬼清海、鬼入道と称えられた所以であります。奮戦の場をとくとご覧下さい。
戻る