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風流 ひらかな盛衰記(逆艪)
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昭和61年
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風流 ひらかな盛衰記(逆艪)
昭和
61
年
3番運行
歌舞伎部門
風流
ひらかな盛衰記(逆艪)
東本町若連
囃子:
升形若連
頃は源平の昔、樋口二郎兼光は源氏の大将義経を壇の浦に討たんと謀り名を松右エ門と偽り船頭権四郎の娘およしの聟となりすまし、ひそかに権四郎より逆艪の秘法を学び、時の来るのを待っていた。
而してその苦心も水の泡、松右エ門の正体は、梶原景時に見破られ船上にて樋口二郎兼光は大錨を頭上に振ひかぎしての大乱闘を演じ、やがて補手に取囲まれたが、情ある畠山重忠の処置に豪気の樋口も自ら縄に掛るのであった。
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