風流 岩見武勇伝(ヒヒ退治の場)

8番運行
物語部門

風流岩見武勇伝(ヒヒ退治の場)

常仲町若連囃子:升形若連

解説

岩見重太郎は安土・桃山時代に活躍した筑前の国(今の福岡県)小早川家の家臣で、伝説的な剣豪として広く知られています。諸国巡歴の後、豊臣秀吉に仕え、薄田隼人(すすきだはやと)と称し大坂夏の陣で討ち死にしたとされています。数多くの武勇伝の中でも、ヒヒ退治、天橋立の仇討ち、山賊退治等々が有名で、草双紙や講談などで知られています。この山車は、諸国巡歴の途中、信州妙義山のふもとの村で、昼なお暗い山奥に百年も生息し、荒れ狂っている大ヒヒの人質になろうとする美しい娘を助けるため、わざと娘の身代わりになって長持の中に潜み、見事に大ヒヒを退治するという、有名なヒヒ退治の場面を再現してみました。
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