風流 英執着獅子

3番運行
歌舞伎部門

風流英執着獅子

馬喰町若連囃子:飛田囃子若連

解説

原拠は能の「石橋」であり、歌舞伎舞踊中の石橋物の一つだが「相生獅子」「枕獅子」に次いで古い曲である。しかも三者は所作事が女方により独占的に演じられていた当時のもので、前シテは遊女とか姫が手獅子でおどり、後に狂いになって、牡丹のついた扇を笠にかぶって踊る形式をとる。狂いの合いの手は「相生獅子」「枕獅子」と共に同じであるが、後に出て来た「連獅子」「鏡獅子」等に比べると地唄調の渋い古風な味がある。
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