風流 鞍馬山の牛若丸

6番運行
物語部門

風流鞍馬山の牛若丸

新松本町若連囃子:泉田囃子若連

解説

平治の乱に、平清盛に敗れた源義朝の一子、牛若は七歳の時に鞍馬寺の東光坊覚日という名僧の弟子となる。古来、鞍馬山には武芸一般から山翔り、谷渡りの術にいたるまで、いわゆる鞍馬八流と名づけられた武術が伝えられており、それは僧正坊と名乗る大天狗から伝授される。源家の再興と平氏討滅を志す牛若丸は、十三歳の時大天狗僧正坊につき鞍馬八流の奥義を極めるため、烏天狗を相手に火の出るような修行の毎日を送る。やがて、牛若丸は、鞍馬八流の奥義を使い、五条大橋で弁慶をこらしめることになる。
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