風流 天の岩戸

12番運行
物語部門

風流天の岩戸

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

天照大神を中心とした平和な高天原にも大神の御弟君でもあらせらる素盞鳴尊が数度にわたる高天原での犯した罪を無念に想い天岩屋戸に御隠れになりました。さあ大変、世の中は真暗闇と化し、上を下への大騒ぎ。神々ばかりじゃなく動物達も嘆き悲しみました。
高天原の八百神々は天屋戸の前に集り相談を致した所、先ず無念に想っている大神の心を鎮めるには、賑やかにして舞楽を舞ってもらうのが一番よい方法と決し、直ぐに実行に移した。天児屋根命(中臣の祖)が神楽を奏し、天細女命が肌もあらわに神がかりの状態で舞い、動物達も一生懸命にお祈りをし、特に鶏は大声で「コケコッコウ」と鳴きさけんだ所、大神は外が余りにも賑やかなので少し石戸を開けてのぞいた所、大力無双の神、天手力男命が石戸を開き大神の手をお取りになられお連れ出しました。
あたかも太陽が昇る様に後光が射しこみ、見る見る間に平和な高天原に戻ったという伝説を再現してみました。
下金沢町若連一同が欣快の製作であります。特とご覧下さい。
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