風流 南総里見八犬伝

2番運行
歌舞伎部門

風流南総里見八犬伝

東本町若連囃子:升形囃子若連

解説

 江戸時代の作家である曲亭馬琴によって、二十八年もの歳月をかけ著された大長編小説であり、江戸の頃より大変人気のある演目です。  里見家の姫、伏姫と紙犬八房の因緑によって結ばれた八人の若者が主人公です。皆、身体のどこかに牡丹の形の痣を持って生まれ、それぞれ仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が書かれた玉を持っており。互いに様々な困難を乗り越えながら里見家の下へ集結する、というお話です。  山車の見どころは、犬塚信乃と犬飼現八が互いに八犬士である事を知らずに戦う『芳流閣屋上の場』、犬坂毛野が女に化け親の仇討ちを行う『対牛楼の場』、火遁の術の使い手の犬山 砿鰍が宝刀村雨丸をめぐり戦う「円塚山の場」を表現しています。ごゆっくりご覧ください。

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