風流 一寸法師

17番運行
物語部門

風流一寸法師

清水川町若連囃子:福宮囃子若連

解説

昔、老夫婦が神に願ってひとりの子を授かり、あまりに小さいので一寸法師と名付けて育てました。成長した一寸法師は、針の刀を腰に差し、お椀の船を箸で漕いで都へと川を下ります。都へ着いた一寸法師は、ある大臣へ仕えることになります。ある日、姫のお供で神社に参詣に行くと、鬼が現われて姫をさらおうとします。一寸法師は鬼と戦い、鬼の口から腹の中に入って針で刺したので、鬼は“打ち出の小槌”などの宝物を残して逃げていきます。姫は、一寸法師が大きくなるように言って小槌を振ると、一寸法師は大きく立派な若者となり、姫と結婚することになりました。
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