風流 自来也

5番運行
物語部門

風流自来也

常仲町若連囃子:升形若連

解説

肥後の豪族の遺児・尾形周馬弘行は、家臣に助けられ信濃で養育されます。雷獣を生けどりにして武勇をあらわし、七年後、義賊団の首領・自来也となります。越後妙高山の仙素道人から蝦蟇の妖術をさずかり、諸国で悪人をこらしめます。その後、鎌倉の管領家に功を立てたことにより、「これまでの罪を宥め、尾形家を再興さす」との宥書を受けて、家名再興と逆賊誅滅の決意をかためます。ところが、越後の青柳池の大蛇から生まれた妖賊・大蛇丸が、執念深く自来也を襲います。自来也は越中立山の仙人から蛞蝓の妙術を得た美女・綱手を妻とし、蝦蟇、大蛇、蛞蝓の三すくみの妖術乱闘をくり広げます。
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