風流 旗本・町奴・幡随院長兵衛湯殿の死闘

15番運行
物語部門

風流旗本・町奴・幡随院長兵衛湯殿の死闘

落合町若連囃子:萩野囃子若連

解説

江戸時代初期、旗本の中に町人に乱暴狼藉を働く旗本奴が現われました。一方町人側から反対勢力として町奴が現われました。長兵衛は町奴の頭で、旗本奴の組頭水野十郎左衛門と確執がありました。水野は長兵衛を屋敷に招待、長兵衛の子分達は引き止めましたが「恐れをなして逃げたとは言われたくない。」「人は一代、名は末代の幡隨院長兵衛」と女房子供らに別れを告げ、敵中に乗り込みました。招いた水野は酒宴でわざと酒をこぼさせ、風呂に案内。長兵衛が浴衣姿一枚になったところ、水野の家来に襲撃されました。長兵衛は柄杓で立ち向いますが、最後は水野から槍で刺されました。長兵衛は旗本に対し町人の心意気を示し、男の中の男と言われました。
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