風流 鞍馬山の牛若丸

12番運行
物語部門

風流鞍馬山の牛若丸

新松本町若連囃子:泉田囃子若連

解説

平治の乱に平清盛に敗れた源義朝の一子牛若丸は、七歳の時に鞍馬寺の東光坊覚日という名僧の弟子となります。古来、鞍馬山には武芸一般から山翔り、谷渡りの術にいたるまで、いわゆる鞍馬八流と名づけられた武術が伝えられており、僧正坊と名乗る大天狗から伝授されます。源家の再興と平氏の討滅を志す牛若丸は、十三歳の時、大天狗僧正坊につき鞍馬八流の奥義を極めるため、烏天狗を相手に火の出るような修行の毎日を送ります。やがて、牛若丸は、鞍馬八流の奥義を使い五条大橋で弁慶をこらしめることになります。
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