風流 八岐の大蛇

7番運行
物語部門

風流八岐の大蛇

上茶屋町若連囃子:松本囃子若連
物語部門最優秀

解説

天の高天原から降り立った須佐之男命は、川上から箸が流れてきたので上ってみると、老夫婦と一人の美しい姫が泣いていました。須佐之男命が尋ねると、年老いた父親が「私の名は足名椎、娘は櫛稲田姫と申します。実は八岐の大蛇が、毎年、村を襲います。八人の娘のうち七人が食べられ、今年はこの櫛稲田姫が食べられるので、こうして泣いているのです。」と答えました。それを聞いた須佐之男命は、姫を妻にする約束で八岐の大蛇を退治することを決意しました。須佐之男命は酒を用意し、大蛇が酔ったところで切り刻みました。最後の尾を切ってみると、そこには立派な剣が隠されていました。
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