風流 木曽義仲・倶利伽維谷の奇襲

17番運行
物語部門

風流木曽義仲・倶利伽維谷の奇襲

落合町若連囃子:萩野囃子若連

解説

義仲の父義賢は源為義の子で義仲二歳の時義朝長男悪源太義平に武州大倉館で討たれる。父を討たれた義仲は畠山重能にあずけられた二十数年木曽山中で送った。治承四年平家追討の旗を上げた平家方城資永六万の大軍を以て攻めたがわずか二千騎の義仲軍に大敗する。義仲軍侮りがたいと平家は大将平維盛に十万の大軍を義仲に向かわせた。義仲は一万余の軍を三方にわけ三方より襲いかかった。その時、牛五十頭にたいまつをつけ谷の一本道をはしらせた。そこは倶利伽羅の千仞の谷先に下りていった者が見えないのでそこに道があると思って次々と谷底へ転落し平家の大軍は一夜にしてかき消えてしまった。
戻る