風流 川中島の戦い

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風流川中島の戦い

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

戦国末期に甲斐(山梨県)の武田信玄と、越後(新潟県)の上杉謙信との間に、信濃の国(長野県)犀川と千曲川にはさまれた川中島を中心に戦われた数度二十年にわたる戦いを云います。
天文二年(一五五三年)に信玄入道の信濃進出で領地を追われた千曲平の村上義清と深志(松本市)の小笠原長時らが謙信に救援をお願いした。これに応えた謙信は、守り本尊の毘沙門天に戦勝大祈願し勇躍、関東管領職の御印日輪の旗を先頭に奉って信濃路へと出陣した。妻女山に陣取った謙信の軍は?(◆◆◆竹冠+謁◆◆◆)のかかる夜陰にまぎれて山を下り、千曲川を渡って、八幡原に陣取った信玄入道の本隊を急襲し白馬に跨がった謙信が、信玄入道の肩先に切りつけた劇的な場面であります。
時に永禄四年十月下旬の事であった。
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