風流 歌舞伎十八番 勧進帳

18番運行
歌舞伎部門

風流歌舞伎十八番 勧進帳

北本町若連囃子:山屋囃子若連
DSC_0057

解説

加賀の国安宅の関富樫左衛門、頼朝と不和になり、山伏姿になって奥州に逃れようとしている源義経主従を捕まえよと命が下りました。案の定、義経主従が関にさしかかると、富樫は早速訊問しました。しかし、弁慶は南都東大寺の勧進帳脚だと答えます。ならば勧進帳を読めと詰め寄ります。やむなく弁慶は巻物を一つ取り出し勧進帳と称して読み上げます。富樫はさらに山伏に関する色々な問いを浴びせますが弁慶はとっさの機転で答え抜き関を通る許可が下ります。しかし、富樫は強力姿の義経を怪しみ呼び止めます。主君の一大事と弁慶は心を鬼にして金剛杖で義経をさんざんに打ちました。富樫はすべてを推察し、主従の情にに感じ入り、一同を見逃してやる決意をします。

戻る