風流 壇ノ浦の合戦

8番運行
物語部門

風流壇ノ浦の合戦

鐵砲町若連囃子:福田囃子若連

解説

源平最期の決戦地壇ノ浦で、平家は得意の海戦で必勝を期そうと、平知盛を総大将に待ち構えていました。源氏は義経が総大将、初めは潮流に乗り優勢に進んでいる中、弓矢で水夫舵取りを射るという義経の奇策で形勢が変化、潮流も変わり平家の敗色は濃厚なものとなりました。最後を悟った知盛は、猛将能登守教経に憎き大将義経を討つよう頼みます。教経は懸命に義経を探し、ついに見つけ一騎打ちを望みますが、義経は力では勝てないと八艘飛びで逃げていきます。平家一門のほとんどが海に身を投げ、全てを見届けたと確信した知盛は、碇の綱を身体に巻きつけ、碇を海に投げ入れ飛び込みます。源平最期の合戦は、平家滅亡という形で終わります。
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