風流 牛若丸

11番運行
物語部門

風流牛若丸

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

一、京の五条の橋の上、大の男の弁慶は長い薙刀ふりあげて、牛若めがけて切りかかる。
二、牛若丸は飛び退いて、持った扇を投げつけて、来い来いと欄干の上にあがって、手を叩くつばめのような早業に鬼の弁慶あやまった。
弁慶は一年ばかりの間に九百九十九本の太刀を奪い、五条の天神に願をかけた。千本にあと一本とせまったが、牛若丸から太刀を奪うことが出来ず、降参をして家来になりました。
牛若丸は成長して源九郎義経となり、兄頼朝と力をあわせて平家を滅ぼしましたが、その後頼朝のうらみを受け、衣川(岩手県)の合戦で弁慶と共に討ち死にをしました。
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