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風流 戻橋
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昭和62年
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風流 戻橋
昭和
62
年
3番運行
歌舞伎部門
風流
戻橋
東本町若連
囃子:
升形若連
源頼光の四天王の一人、渡辺綱は内裏警護の任を帯びて都に上がっていた。綱は主君の名を受け、組仲郷の姫君の許へ恋文を届けた。その帰途、一条戻橋に差し掛かる。
時は卯の花香り目冴える初夏の宵、被衣を覆った女現れ道連れとなる。その女のあまりの美しさに綱は思わず見惚れるが、水面に映った形相恐ろしき鬼女姿に我に返り、主君より賜りし名刀髭切の太刀で鬼女の腕を切落とす。鬼女は轟く雷鳴と稲妻に映える雲中に姿を消え失せるという歌舞伎の名場面であります。
昭和62年
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