風流 殺生石

19番運行
物語部門

風流殺生石

末広町若連囃子:角沢囃子若連

解説

昔中国で美しい女性に化け悪行を重ねた九尾の狐が奈良時代に日本に渡来しました。妖狐は 「玉藻の前」と名乗って朝廷に仕え日本を亡ぼそうとしましたが、陰陽師「阿部泰成」に正体を見破られ那須ヶ原へ逃れて領民や旅人に危害を加えたので朝廷は三浦介、上総介に命じ退治しました。ところが、妖狐は「殺生石」となり毒気を放ち近寄るものに害をあたえました。その後会津寺の開祖「玄翁和尚」が砕いて鎮めたと伝えられています。
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