風流 大盗賊 石川五右衛門

12番運行
物語部門

風流大盗賊 石川五右衛門

横町・下万場町若連囃子:小月野囃子若連

解説

石川五右衛門は、豊臣時代に横行した大盗賊で、その生立ちは明らかではない。一説によれば伊賀上野の生まれで忍者の統領百地三太夫の弟子となり、後に当地を追放され一味徒党を引き連れ盗みを働きながら、諸国を放浪したといわれている。やがて五右衛門一味は豊臣秀吉の五奉行の一人である前田玄以に捕えられ、五右衛門は、京都三条河原で一子一郎と共に煮えたぎる油のはった釜に入れられ処刑されたという話は、あまりにも有名です。
諸説紛々ではあるが、当場面は忍者の才を用いて、一味と共に大凧に乗り名古屋城の黄金の鯱鉾を盗もうと強風に乗じて天守閣に近づこうとしているところです。
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