浦島太郎

2番運行
物語部門

浦島太郎

万場町若連囃子:小月野囃子若連
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解説

 現在昔話で広く伝えられているものは、明治から昭和にかけて簡略化して作られたものとされており、本年の山車はそのストーリーに沿って制作しました。
 亀を助けた浦島太郎は、お礼にと招かれた美しい竜宮城で、乙姫と海の生き物たちと楽しい日々を過ごす。故郷が恋しくなり帰ることを伝えると、『開けてはならぬ』と言う約束の玉手箱を渡される。故郷に戻った太郎は数日と思えた日々が地上では数百年経っていることを知る。失意の中、竜宮城の日々を懐かしむ太郎は約束を破り玉手箱を開ける。すると白煙と共に老人になってしまうというお話。
 一説では太郎は鶴になり、乙姫の化身である亀と末永く暮らしましたという説もありましたとさ。

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