風流 桃太郎鬼退治

4番運行
物語部門

風流桃太郎鬼退治

新松本町若連囃子:泉田囃子若連

解説

桃から生まれた桃太郎は、おじいさんとおばあさんに育てられ平和に暮らしていたが、村人達に悪さをする鬼達をこらしめようと、鬼退治に向かう途中きび団子を分け与えた犬、猿、雉の三匹の供と鬼ヶ島へ向かう。勇敢にも桃太郎とその三匹は、極悪の赤鬼、青鬼供を見事退治し、村人達の不安を解消し、奪われた金銀財宝を取り返し、村へと帰国したという物語。桃太郎と供になった者達の関係は、御恩と奉公、恩賞と忠誠などを表しているともいわれていて、儒教的な思想から犬、猿、雉は仁・智・勇の象徴だといわれている。
桃太郎のように、敢然と悪に立ち向かう勇気を持つことが大切だと、そんな願いを込めた日本の代表的な物語である。
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