風流 竜飛崎の由来

20番運行
物語部門

風流竜飛崎の由来

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

兄頼朝に追われた源義経は、自刃したとされる衣川の高館よりかろうじて逃れ、安住の地を蝦夷の地を求めて津軽半島まで辿りついたが、津軽海峡の波浪は荒く容易に渡ることができなかった。
そこで義経が、信心の観世音菩薩に祈願したところ、三日目に夢の中に白髪の老人が現れ、「三頭の竜馬にのって渡るべし」という夢を見た。目がさめると三頭の竜馬がいななき、荒れていた海面は鏡のように静かになっており、義経主従はこの竜馬に乗って蝦夷の地へ渡ったという。
七百九十余年を経た今も、津軽半島には『義経伝説』が息づいている。
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