風流 龍の子太郎伝説

10番運行
物語部門

風流龍の子太郎伝説

万場町若連囃子:小月野囃子若連

解説

太郎の母は太郎がお腹にいる時に空腹で村の掟を破り岩魚を食べてしまい龍にさせられてしまった。太郎が成長したら北の湖に住んでいるので来る様にと言い残して行ってしまい、太郎は北の湖に旅に出る。母に会った太郎は、母がこんな姿になったのも村が貧しいせいだと悟り、湖の水を海に流しお米のとれる新しい土地を作ろうと思いついた。太郎は母龍にこのことを話したところ、母龍は太郎を背に乗せると、岩山に何度もぶつかった。
やがて岩山は砕け湖の水は海に注いでいった。母龍は太郎の思いやりの心で元のやさしい母の姿に戻り、豊かな土地で幸せに暮らし始めるのだった。
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