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風流 「暫」
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昭和55年
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風流 「暫」
昭和
55
年
4番運行
歌舞伎部門
風流
「暫」
上茶屋町若連
囃子:
松本囃子若連
鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の社頭、今日坂東諸国に威を張る清原武衡が、関白宣下の式日、そこへ加茂次郎義綱ら一族がお家再興の祈願に大福帳の奉納額をあげたのを武衡の家来共はそれを目障り不埒なりと難くせつけて皆を御前に引立てる。武衡は理不尽にも一同を成敗せよと命ずる。首切役は肌ぬぎ股立とって太刀ふりあげ「観念しろえ」とかかるとたんに鎌倉権五郎景政が「しばらく」と声かけて花道に現れる。鎌倉権五郎の名のりつられぬ武衡この大福帳のいわれ問答あり、敵役鯰坊主鹿島入道これを追い立てようとすれど歯が立だずついに鎌倉権五郎は本舞台に追って義網を助け、紛失の国守の印と名剣も義綱の手に戻りめでたくお家再興という筋。
昭和55年
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