七福神と神使

4番運行
物語部門

七福神と神使

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

 七福神のうち、実在した中国の布袋を除いた六神、仏教の大黒天・毘沙門天・弁財天・道教の寿老人・福禄寿、神道の恵比寿神には、それぞれの神使があります。
 布袋尊に関しては、実際に存在した僧侶である事から兎と言う諸説もありますが神使は存在しないようです。
 大黒天は大国立命が鼠に救われるという神話から鼠が神使とされ、毘沙門天は後ろを振り向かず困難等に立ち向かう時は、全員が心を一つに当たるように教えを通ずる事から虎とされ、弁財天と宇賀神と言う人の頭に体は蛇である奇怪な姿の神と同一信仰されるようになった事から蛇とされました。
 また寿老人は中国において長寿をご利益とする鹿とされ、福禄寿は人生で得たい、幸福、財宝、寿を具現化した存在とされているところから長寿の象徴である鶴、恵比寿神は同一視される大国主命の息子が日本で最初に釣りを行い鯛を釣り上げたとの神話から鯛とされています。

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