風流 大江山酒呑童子

8番運行
歌舞伎部門

風流大江山酒呑童子

東本町若連囃子:升形囃子若連

解説

平安時代、大江山に住む鬼達が夜な夜な都へ来ては娘をさらう等の悪行を重ね、高位高家の姫君達をも次々とさらっていた。帝に鬼討伐の命を受けた源頼光は、配下の四天王(渡辺綱、坂田公時、卜部季武、碓氷貞光)と剛の者平井保昌を集めで計画を練り、石清水八幡、住吉神社、熊野権現にそれぞれ分かれて祈念した後、山伏姿に身をやつし大江山へ向かう。
一行は山中の谷川で洗濯をしている姫君に会い、素性を明かし鬼の館へ案内を頼む。鬼の頭領酒呑童子達は、餌が自分からやってきたと喜び、酒宴を開く。頼光一行は、神々から授けられた神便鬼毒酒を鬼達に勧め、酔ったところを退治するという、歌舞伎では稀に上演される貴重な題目の名場面です。
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