風流 紅葉狩

3番運行
歌舞伎部門

風流紅葉狩

上茶屋町若連囃子:松本囃子若連

解説

余吾将軍平維茂が、信州戸隠山へ紅葉狩に訪れる。すると、更科姫という高貴な姫の一行から呼び止められ酒宴となった。維茂は、更科姫の二枚扇の舞いを見るうちに酔いもまわり眠ってしまう。
維茂は夢の中で、戸隠山の山神が現れ更科姫は戸隠山の鬼女であるとお告げを受ける。山神は維茂を起こそうとするが目を覚
まさず、山神は諦めて退散してしまう。やがて冷たい夜風が吹き込み、維茂が目を覚ますと、更科姫は鬼女の正体を現して維茂に襲いかかる。維茂は鬼女の妖力に苦しむが、銘剣小烏丸に守られ、鬼女を木の上に追い詰める。
華やかな衣裳と舞い、美しい紅葉の壮大な景色、緊迫した対決の場面をお楽しみください。
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