風流 三人石橋

19番運行
歌舞伎部門

風流三人石橋

南本町若連囃子:関屋囃子若連

解説

その昔、大江の国の高僧寂昭法師が、庚(中国)の清涼山と言ふ奥山で、難苦修行の途中に、とある石橋にしばし休みまどろみました。
子獅子千尋の谷に落され、親獅子涙して見守り身の毛もよだつ万丈の崖に夕日傾き景観と母情に心うたれ、新子獅子が牡丹の花にたわむれ、豪壮な石の橋で万才千秋を寿ぎ、獅子の座につく姿に高僧は眠りをさました。
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