風流 孫悟空(三蔵法師)

6番運行
物語部門

風流孫悟空(三蔵法師)

沖の町若連囃子:山屋囃子若連
物語部門最優秀

解説

中国明代の「西遊記」の主人公、三蔵法師を助け数々の妖怪変化を退治し、天竺から仏教の経典を中国に持ち帰った。もと花果山の石から生まれたサルの化身で幼少から聡明、勇敢で機知に富み一躍水簾洞のボスとなり觔斗雲(きんとうん)の術や忍法を身につけた。悟空は天空で大あばれし東海の龍王や閻魔王をてこずらせる。王は困り釈迦如来におすがりし悟空をこらしめてもらう。如来は「右手のひらから飛び出してみるがよい、もし出来なければ下界にもどり、さらに何十万年かの修業をつめ」悟空は十万八千里をひととび地のはて天空のはてまでどんどん進んで行くと五本の柱があった。その中央の柱に「斉天大聖ここに至る」と大きな文字でしたためた。それは如来の手であった。如来はひとたたき悟空を五行山に押し込めてしまった。それから五百年のち三蔵法師に救われて共に天竺へむかった。
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