風流 紅葉狩

18番運行
歌舞伎部門

風流紅葉狩

北本町若連囃子:山屋囃子若連

解説

鎮守府将軍、平重盛の孫、稚茂(これもち)が信濃の戸隠山へ狩に出かけて紅葉狩をする美しい女性たちに出会う。誘われるままにその酒宴の席に列し、杯を手にして女性たちの舞に見とれていた維茂がいつしか眠りに陥ると、女性たちは姿を隠した。夢うつつの中に石清水(いわしみず)八幡の山神が現われ、さきの女は実は鬼女であると告げる。驚いて目をさました維茂の前に、鬼女が正体を現わすが、維茂は神授の太刀で鬼女に立ち向かい、格闘の末に鬼女を退冶する新歌舞伎十八番の名場面であります。
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