風流 曲垣平九郎

15番運行
物語部門

風流曲垣平九郎

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

江戸時代初期の馬術家、曲垣平九郎盛澄は讃岐高松の藩主、生駒壱伎守高俊の家来として仕え、特に調馬の術に長じていた。(寛永年間、三馬術家の第一人者として知られている)寛永十一年、藩主に随行して江戸の館に滞在しか折に二千段に余る石段を持つ愛宕山を騎馬を持って登る者はいないかと将軍家光公のお話があり、生駒壱伎守高俊は早速家来の平九郎に登るように命じた。
この場面は首尾よく二千段に余る愛宕山の石段を登り降りし、梅の小枝を手に持ち将軍家光公より褒美の小太刀を受取る御存知の名場面でございます。
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