風流 巴御前奮戦の体

14番運行
物語部門

風流巴御前奮戦の体

新庄ヘルスセンター囃子:不明

解説

治承四年源頼朝伊豆に平氏討滅の兵を挙ぐおくれること三十日義仲これに相呼応して又木曾に兵を起す。各地に激戦を展開連勝、範頼、義経より早く京にはいる。自ら旭将軍義仲と号し日増しに勢力強まりしか、遂に後白河法皇のいみ嫌うところとなり「義仲討つべし」との宣旨が鎌倉に下る。かくして万数の兵をひきいたる範頼、義経の大軍を江洲粟津の里に迎え、戦えるな再び起つあたわず同地に於て憤死す。この激戦の中に馬を乗り入れ縦横むじんの女武者一騎、際だちたる活躍、義仲の愛妻勇婦巴御前の名は後々の世まで語りつがれている。
戻る