風流 南総里見八犬伝

11番運行
物語部門

風流南総里見八犬伝

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

時は、五百五十年あまり前の戦国乱世。
安房国滝田の城主里見義実は、戦国の城主に突然戦いを仕掛けられる。そのとき、愛犬八房に「もし景連の首を取ってきたら娘の伏姫を与える」と約束してしまう。八房は本当に敵将の首を取ってきて、里見方は戦いに勝利するが、その功績で八房は伏姫を連れ去ってしまう。伏姫を取り戻しにきた許嫁の金碗大輔は、八房を仕留めようと銃を撃つが、八房を通した銃弾は、伏姫の命までも奪ってしまう。姫の死の間際、突然持っていた数珠に「仁義礼智忠信孝悌」の八つの文字が浮かび上がると、珠は八方に飛び散る。
金碗大輔は僧の丶大(ちゅだい)法師となり、八つの珠を探す旅に出る。八つの珠は、やがて八人の優れた犬士たちを巡りあわせ、里見家を救うことになる。
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