風流 左甚五郎造「仁王」

7番運行
物語部門

風流左甚五郎造「仁王」

馬喰町若連囃子:飛田囃子若連

解説

日光東照宮一の鳥居をくぐった正面に位置する三間一戸の八脚門。左右の両脇には「阿」「吽」の形相をしだ仁王像が二体、身長十二尺(約四m)、今にも動き出しそうな仁王像は、朱塗りで表門の色と調和している。左甚五郎作です。
左甚五郎は、江戸時代から語り継がれてきた伝説の彫刻師で、高名な社寺を飾る彫刻師、茶道や和歌にも通じた宮大工の棟梁、宿賃代わりに彫り物をする庶民派大工など、そのプロフィールは変幻自在です。
ならば、この仁王像と昇り龍を彫る左甚五郎を、二場面構成の山車にしてみました。
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