風流 ヤマトタケル

17番運行
歌舞伎部門

風流ヤマトタケル

北町若連囃子:萩野囃子若連
歌舞伎部門最優秀

解説

小碓命(おうすのみこと・後のヤマトタケル)は美しい外見と無双の力、それに激しい気性のため、帝から疎まれ熊襲征伐を命じられた。熊襲はタケル兄弟によって統治された強大な国であったが、小碓命は女装してタケル兄弟の宴に紛れ込み、見事彼らを討ち果たし、彼らの名を取ってヤマトタケルと名乗る。
凱旋したヤマトタケルに帝は休む間もなく東国平定を命じる。難行苦行の末ついに平定を果たしたが大和に戻る途中、力尽きて倒れてしまう。死に臨んで「大和は国のまほろばたたなづく青垣山ごもれる大和しうるわし」と詠い、大和の国を夢見つつ白鳥に姿を変え大空へと飛び立っていった。
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