風流 俵藤太

2番運行
物語部門

風流俵藤太

末広町若連囃子:角沢囃子若連

解説

平安時代中期、豪傑として知られた俵藤太は、琵琶湖の竜宮城に住むといわれる龍神族の乙姫に、三上山に棲む大百足の退治を懇願された。
これを快諾した藤太は、先祖より受け継いだ名剣と重藤の弓に三本の大矢を携えて三上山へ向かった。そこには三上山を七巻半もする大百足が藤太を待ちかまえていた。藤太は二本の矢を射るも大百足には通じない。そこで最後の一本の鏃に唾を吐きかけて「南無八幡大菩薩」と祈念し、大百足めがけ矢を放ち、見事大百足を討ち倒したのであった。
後に、藤太は龍神の助言をえて、平将門を討ち取り、武功をあげるのであった。
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