風流 牛若丸

5番運行
物語部門

風流牛若丸

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

一、京の五条の橋の上、大の男の弁慶は長い薙刀ふりあげて、牛若めがけて切りかかる。
二、牛若丸は飛び退いて、持った扇を投げつけて、来い来い来いと欄干の、上へあがって手を叩く
三、前や後や右左、ここと思えば又あちら、燕のような早業に、鬼の弁慶あやまった。
弁慶は一年ばかりの間に、九百九十九本の太刀を奪い五条の天神に願いをかけた。千本にあと一本とせまりましたが、牛若丸から太刀を奪うことが出来す降参をして家来になりました。牛若丸は成長して源九郎義経となり、兄頼朝と力をあわせて平家を減ぼしましたが、その後頼朝のうらみを受け衣川(岩手県)の合戦で弁慶と共に討死をしました。
戻る