源平盛衰記

7番運行
物語部門

源平盛衰記

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を著す 奢れる者も久しからず・・・・

 栄華を誇っていた平清盛であったが平治の乱にて源義朝を討ったことで源氏一族に恨みを買うこととなる。打倒平氏の兵を挙げた源頼朝に弟である源義経も挙兵し馳せ参じ、壇ノ浦の合戦を経てついに平氏を滅ぼし父の仇を討った。 最大の功労者であったはずの義経だったが、頼朝の許可を得ることなく官位を受けた事によって、頼朝と対立して追われる身となる。藤原秀衡のもとに身を寄せていたが、最後には討たれる。都落ちする義経と共に逃げていた静御前は、捕えられ頼朝の命令により白拍子を舞うのであった。

 吉野山 峰の白雪 ふみわけて

          入りにし 人の後ぞ恋しき

 しずやしず しずのをだまき 繰り返し

          昔を今に なすよしもがな

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