風流 龍頭観音

18番運行
物語部門

風流龍頭観音

若葉町若連囃子:飛田囃子若連

解説

観音様(観世音菩薩)は「観音経」において「衆生(生きている全てのもの)が多くの苦を受ける場合でも、一心に観世音菩薩の名を唱えたならば、それに応じて三十三の姿に変えて救いの手をさしのべて下さる」と説かれており、三十三ヶ所巡礼など今もなお広く信仰されています。龍頭観音は三十三観音の一つであり、龍は獣の中でもっとも強いといわれており、観音様は優しい心で龍を慈しみ、龍は観音様をお守りして天空をつき進みます。清く澄みきった観音様の「慈悲の心」と恐ろしいまでに光り輝く龍の「畏れ無き心」のコントラストをこの山車に表現いたしました。
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