風流 碇知盛

6番運行
歌舞伎部門

風流碇知盛

南本町若連囃子:不明

解説

能舟弁慶を主題とした狂言です。原名題は義経千本桜、二段目の「渡海屋大物浦」の場面。
壇の浦で滅びた平家の将、平知盛が渡海屋銀平と変名して安徳天皇を我が子と偽り源氏を討たんとして時機の来るのを待つ。その頃兄に追われた義経が九州の尾形氏を頼り逃れ行く途中大物浦に来たり銀平に舟を依頼する。銀平は義経と見破り心やすく承諾、舟の中で義経を討とうとするが義経の為計略の裏をかヽれ、力尽きて碇を背負っで安徳天皇の将来を義経にくれぐれも託し海中に沈み行くのでありました。
戻る