鯰の切腹

16番運行
物語部門

鯰の切腹

若葉町若連囃子:飛田囃子若連

解説

 日本では昔から地下の鯰が動くと地震が起こると謂れ、現在でも鹿島神宮と香取神宮には鯰が暴れないよう押さえつけている「要石」と呼ばれる石が祀られています。

 江戸時代、安政大地震の後、数多くの風刺画「鯰絵」が出版され、その一つが「切腹鯰」と呼ばれるもので地震を起こした鯰が鹿島神に懲らしめられ、切腹した腹から小判が出てきて被害者に差し出す様子が描かれています。

 他には鯰と民衆が酒を飲む絵もあり、こちらは震災後の復興により経済が潤い鯰に感謝している様子とされています。

 この様な風刺画は江戸庶民に気に入られ、二百種類程出版されたといわれています。

 山車は、天照大御神の命により鹿島大明神と香取大明神が要石で鯰を押さえつけ、懲らしめられた鯰が切腹した場所です。

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