風流 八岐の大蛇

6番運行
物語部門

風流八岐の大蛇

常仲町若連囃子:升形若連

解説

高天原を追われた須佐之男は、出雲の国、肥の川に降り立ちました。この時、河口で箸が流れているのを見て、川上に人が住んでいるのを知り、川上を上ってみると、そこに老夫婦と娘が嘆き悲しんでいました。須佐之男が訳を聞くと、高志の八岐の大蛇という怪物に、毎年一人ずつ喰われ、今はもうこの奇稲田姫一人だという。大蛇退治を約束し、奇稲田姫を娶った須佐之男は、老夫婦に毒酒を用意させ、全ての門に樽を置く様命じました。大蛇は酒樽を見つけ、八つの頭を樽に“突っこみ酒を飲み干し酔いつぶれてしまいました。そこで、須佐之男は十拳の剣を抜き、次々に大蛇を退治する。その一場面である。
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