風流 日本神話八岐大蛇

13番運行
物語部門

風流日本神話八岐大蛇

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

天照大御神の弟君である須佐之男命が高天原を追われ、出雲の国の斐伊川に降りたった。やがて泣き悲しんでる老夫婦と美しい娘に合った。なぜ泣いてるか尋ねると「じつは私たちには(人の娘がいましたが、八つの頭と尾をもつ大蛇が、毎年娘を食べに来て今年はこの櫛名田比売だけになりました」。訳を聞いた須佐之男命は私が退治しようと言うと強い酒の入った壷を用意するように命じた。やがて北の山のほうから不気味な地鳴と共に八つの山、八つの谷を渡るほど長く、体中に苔がはえた見るからに巨大で恐ろしい八岐大蛇が現れ、先を争うように酒を飲みほすと眠り込んだ。その隙に須佐之男命が切りつけみごと退治をした。この時、尾から出た草薙剣を、天照大神に献上し、これがのちに三種の神器の一つとなったという。
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